日々のパン 2022年9月号

関係が変われば、呼び方も変わる?

 

以前、教会に熱心に来られた方がいた。ご家庭に様々な問題があり、神様に助けを求めておられた。ご家庭の中も徐々に整えられていき、問題が解決の道に向かった。
すると、教会に来なくなった。もう神様は必要ないと決めたようだ。(教会あるあるですね)
久しぶりに、別件の用事でメールが届いた。主人の事を“初瀬川さん”って書いていた。そうそう私達の名字は初瀬川です。ちゃうちゃう、そう言う意味ではない。
教会では牧師の事を「先生」と呼ぶ。今までそう呼んでいたはずやけど、、、
「先生」と呼ばれたいという意味ではなくて、、、なんか違うな~?関係性が変わったら呼び方も変わるんやろか?
彼女の切り替えの速さというか、何というか、「けったいさ」(大阪ではちょっと変わったという意味)に驚いた。

主人がカナダのバンクーバーで神学校に行っていた頃、日系の教会で子供達のサンデースクールのご奉仕をさせてもらっていた。
その当時、小学校の高学年の女の子がいた。主人の事を「むーとし」(主人の名はむねとし)と読んでいた可愛らしい女の子がいた。
もう、その女の子も20代半ば、今だに主人の事を「むーとし」と呼んでいる。
小学校の女の子から、素敵なレディーに成長し。神学生のにーちゃんから、牧師になり、関係性が変わっても、いつまでも変わらない、「その呼び方」が好きな私であった。

  【聖書の言葉「わたし(神様)は、あなたがた(私達)を友と呼びました。」】

神様は、いつまでも私達と変わらない関係、親しく友と呼んでおられます。

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