日々のパン 2024年4月号
先生にめぐまれる
私は、幼稚園の時の担任の先生と、小学校に上がってもしばらく文通をした。
小学校4年生の時の先生は、友達と先生の家にまで遊びに行った。
小学校5、6年生の担任の先生は、日本に帰国したら、今だに一緒にお茶をする。
高校の時の担任の先生は、先生のご主人の実家である小豆島にご家族で引き揚げられても、しばらく連絡を取り合い、時折美味しいお素麺を送って下さった。
大学の歌の先生も、私が日本に帰国の際、必ず連絡をとり、可能な限り会いに行く。
ある時友達に言われた。「私には、卒業してからも会うような先生いてないわ!そんな先生おってええな~」とかなり驚かれた。
私って先生に恵まれてたんや!と初めて気づかされた。
ここに書いている先生以外にも、手紙を書いて送ったりしていた。
私は「ひどい落ちこぼれ」だったので、多くの先生にお世話になった事は間違いない。だから、私の先生に対する思い入れも強いのだろう。
大学3回生の時に、私の人生を大きく変えた先生に出会った。それまでは自分の事は大嫌いで、死にたい死にたい自分の存在なんて消えてなくなればいいのにと思っていた。でもこの先生に出会ったら、あなたの存在そのままが素晴らしいと教えてくれた。「えっ、私のそのままが素晴らしい!」なんて聞いたことも無かった。得意な事をさらにのばしてくれて、不得意な事は励ましてくれて新しい自分を発見する事が出来た。
【聖書の言葉】「ひとりの人がイエスのもとに来て言った。
先生。永遠のいのちを得るためには、どんな良いことをしたらよいのでしょうか。」
私にとってイエス様は、人生の先生です。
(明太子ポテトパン焼きました。小学校の先生のあだ名は、たらこちゃん)
Author
mayu.k.jp@gmail.com